で、みちアキはどうしたいの？ - 胡散臭さがなんかいい

ここでは仮に、「「『派遣村に流れ着いたような人たちに対して“自己責任だ”と発言する人たち』を批判する人たち」を批判する人」（さらにややこしい）を、みちアキと呼ぶことにします。

しかし、オマエだって社会の構成員だろう？　ならば、あの人たちが派遣村に流れ着いたのは、オマエのせいでもあるんだよ。自己責任論を採らないならば、即ちオマエもそれに責任を負わなくてはいけないことになるんだが、

そうですが、何か？　みちアキは全部奴ら自身の責任ってことにして目を背けたいだけなんだよね。じゃあずーっと背けてりゃいいじゃん。背けない人たちにまで噛み付くなよ。

それとも「自分は政治家でもないし、役人でもないし、市の職員でもない一般市民なので、たぶん責任の大きさは“1/日本の人口”くらいで、要するに無視できるほど小さい」ってことなんでしょうかね。

私の感覚にそって書き換えると「自分は＜略＞一般市民なので、たぶん声の大きさが“1/日本の人口”くらいで、要するに無視されるほど小さい」かな。
でも無視できるほど小さくてもここにあるのだ、ということを伝えたくて、そしてあわよくばこの声が誰かに届いてもう少し大きな声になればいいなあ、と思って、ディスプレイの前でつぶやくのではなく、こうしてわざわざキーボード叩いているのだ。

ところで自己責任論を採らないなら、自己責任論者が社会に蔓延することもまたオマエの責任でもあるわけですが……。

そうそう。みちアキのような浅ーい意見が蔓延している責任の一端は私にもある、ぐらいの自覚は、大抵の「オマエ」にはあると思うけど。
でなきゃわざわざ自分の大事な時間使って何か書いたりしないでしょ。

一応、自己責任教がダメな理由

メタな話で逃げるだけだと読者に申し訳ないので。
彼らを社会（当然、「オマエ」込みの「社会」）の責任において何とかしないといけない理由は、

生きる権利があるから
生きる権利がある、という物語を提示するほうが治安維持に良いから
生きる権利がある、と言って「システム」に戻したほうが税収が上がるから

でも何でもいいです。好きなのを採ってください。

だいたい、彼らの「自己責任」は、彼らが派遣村などというどう見ても楽しくはなさそうな場所にいることになった、ということですでに取っている。これ以上叩く必要もないし、叩く社会的なメリットもない。

最後に、最初に戻る

で、みちアキはどうしたいの？