定額給付金の件で一番腹の立つこと

2008-11-14

なかには「これは選挙対策に過ぎない」などと言っているまじめなのかネタなのかわからない人がいますが、そもそもこの施策の目的…が何であるかなど、もうどうでもよい。
一番腹が立つのは、12000円ポッキリで有権者公明党、または自民党に転ぶと本気で思われていることだ
テレビのニュースで「12000円貰ったら何に使いますか」などと「街の声」を聞いていたが、そこらのオバチャンの個人的な物欲などまったく興味ない。定額給付金の経済対策としての実効性などという自明の問題を裏づけたって(というか何の裏づけにもなっていないが)意味がない。
今後インタビュアーには、ぜひこう聞いてほしい。「12000円貰ったらあなたの投票行動は変わりますか」と。これにより、定額給付金選挙対策としての実効性が見えてくるのである。


付記:

鳩山邦夫総務相は14日の記者会見で、定額給付金の所得制限に関し「基本は全国民に一律支給だ。(制限を行う市町村は)あり得ないと信じている」と述べ、所得制限に否定的な考えを改めて示した。給付金の大枠を決める過程で麻生太郎首相や閣僚の発言が二転三転し、「閣内不一致」と指摘されたが、決定後も不一致を露呈させることになった。

 給付金をめぐっては、海外出張中の麻生首相に代わって首相臨時代理を務める河村建夫官房長官が、会見前の閣僚懇談会で「国民が不安に思うことがあってはいけない」と、発言に気を付けるよう全閣僚に注意を促したばかりだった。

 鳩山氏に無視された格好の河村氏は、その後の会見で「各市町村でやり方が違うことはある」と、困惑した表情を浮かべた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081114/plc0811142006010-n1.htm

政府方針と異なる主張をする奴は更迭するんですよねえ。