またお前か。

小さい船は大きい船に対して避ける義務があるという大胆な提案や、沖縄の中学生に対する2次レイプなど、常日頃からウヨクの地位低下に勤しんでこられたクライン孝子さんが、また何やら正論を吐いております

外国人の定住推進策として「移民基本法」を立案し、「移民庁」を設置する。その上で、不当な低賃金労働にメスをいれるなど外国人の受け入れ態勢を整備し、外国人研修・技能実習制度の抜本的な見直しを図るという。さらに一歩踏み込んで、地方自治体における外国人住民基本台帳制度の導入や在日外国人に対する行政サービスの充実、外国人の法的地位の安定を図る大幅な永住許可要件の緩和を図るなど、今後50年間で日本の総人口の10%(約1000万人)の移民を誘致する数値目標を掲げ、「多民族共生国家」への道筋をつけるという。

 理由は、一つは少子化による人口減少に歯止めを掛けること、二つは人材確保体制の強化にあるという。

 だが待てよ。この壮大なプランだが、一見聞こえはいいものの、習慣も文化も言葉も異なる他民族の国内誘致だけに、一体、筋書き通りにスムーズにことは運ぶのだろうか。一歩間違えば、なし崩しに日本古来の伝統文化や習俗・習慣の破壊に繋(つな)がり、最終的には「日本溶解」の危機にさらされかねない。

 それだけではない。第二次世界大戦後の日本は曲がりなりにも、民主主義国家として発展を続け、他国にあるような対立型とは一味違う日本特有の融和を基調とする「あ・うん」型国家体制並びに治安体制を築き上げてきた国である。移民促進はその「日本」を根底から揺るがすことになりはしないだろうか。

移民によって破壊されるおそれのある「日本古来の伝統文化や習俗・習慣」って何だよ。わざわざ移り住んできて、移住先を破壊して、しかも帰らない(本国に帰るならそれは移民ではない)。一体その移民は何しに来たんだよ。
最終的には「日本溶解」? 国境なんかとっくの昔に溶解してるんだよ。ヒトの出入り以外は。
「あ・うん」型国家体制って? ああ、研修制度という名で集められた外国人の不当な低賃金労働を「あ・うん」の呼吸でスルーし続ける体制のことか。
そんなの早く根底から揺るがせよ。

で、彼女が「即刻白紙に戻し、今一度慎重に検討してもらいたい」のはこれ。

2008/06/22 (日) 国会議員に国家と国民を大切にする姿勢皆無!
(略)
以下のHY氏の、
移民問題より足元で起こっている
少子化、自殺問題を解消しろと言うご指摘、
まさに正論と思います。

http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=119209&log=200806

以下は誰かの指摘を引用するという彼女の手法。HY氏が実在するかもしれないので、それを彼女の発言として批評するのはやめておく。でも面白いからぜひ。閲覧中のご飲食は、噴くおそれが高いのでお控えください。
「まさに正論と思います。」
―うん。まさに「正論」。

ステッカーにして貼られた本物の印
だけど そう主張している方がニセモノに見える

掌 - Mr.Children

「正論」というタイトルを見るたびに頭の中で流れる。